2本のロールで鋼材を挟み、圧力をかけて薄く延ばす「圧延加工」。お客様が求める板厚に仕上げるために、最適なロール間隔を選定し、材質や板幅など特性に合わせて圧延を繰り返します。
天満製鈑では切断、酸洗、圧延、焼鈍、仕上げまですべての設備を完備。板厚交差±0.01ミリまでこだわったご要望通りの鋼板加工を実現します。
シート圧延 SHEET ROLLING
常温のまま圧延する冷間圧延技術で、
高精度な板厚をご提供します。
圧延に必要なすべての工程を一気通貫で進めます。
「厚物の圧延」「市場にない板厚の圧延」「要求硬さを
出すための圧延」など、
短納期でもご要望通りの材料を
お届けします。
冷間シート圧延の利点
- 好みの板厚を作れる
- 冷間圧延では、熱間圧延のように材料の熱膨張による寸法の不均一が起こりません。そのため、板厚交差±0.01ミリまでこだわった高精度な加工が可能になり、設計士の板厚調整作業を削減。効率的なものづくりに貢献します。
- 硬さが調整できる
- 冷間圧延では加工硬化が起こりますが、焼鈍により熱を加えることで鋼材組織はさらに強くなり、設計士が求める硬さに生まれ変わります。その丈夫さから、新幹線や自動車、電気製品などに広く使われています。
- 表面がキレイになる
- 滑らかで光沢のある表面に仕上げます。熱間圧延では空気中の酸素と金属の表面が結合することで酸化膜は生じてしまいますが、常温で圧延する冷間圧延ではその心配がありません。均一に整えられたキレイな面をご提供します。
冷間シート圧延の加工技術/加工工程
- シート圧延を使った加工実績
- 詳しい加工実績については下記よりご覧ください。
冷間シート圧延品質の保証
ミルシート(材料検査成績表)
サンプル画像のような万全の品質管理の元、品質を保証するミルシート(材料検査成績表)も併せて納入いたします。